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日本でもっとも有名な中国の歴史物語 ようこそ『三国志』の沼へ!

ここからはじめる! 三国志入門


 これまで何度も小説やマンガ・ゲームの題材となり、私たちを楽しませてくれる歴史書『三国志』。小説がきっかけになった人もいれば、映画・ゲームがきっかけで『三国志』の世界に魅了された人もいる。さらには「正史」好きと「演義」好きの間で、ときには論争になることも。しかし、どんな人でも受け入れる懐の深さが『三国志』にはある。

 

 2020年に始まった「ここからはじめる! 三国志入門」も5年間の連載で120回を迎えた。これまでの記事の中から、『三国志』をライフワークにしている著者「上永哲矢」オススメの5本をはじめ、いろいろな角度で編集部が厳選した記事をお届けしよう。

 

「ようこそ三国志の沼へ!」


 

■著者オススメの記事5選

Yahoo!ニュースでコメント殺到、人気ランキングでも連日トップに輝いた5本!

 

▼第42回 蜀の皇帝になった劉備は、恐るべき「梟雄」だった?
▼第50回 火の粉を浴び、矢が刺さっても人形を動かしたNHK『人形劇 三国志』操演者の熱意
▼第63回 関羽・呂布を超えた名将、魏の張遼と徐晃の最期は、なぜ改悪された?
▼第81回 「いつ孔明は出るの?」 横山光輝『三国志』で官渡の戦いが、カットされた理由を聞いた!
▼第100回 40年も国を保って「バカ殿」扱い。 何度も像が破壊された? 皇帝・劉禅の悲劇

 

成都・武侯祠の三義廟にある劉備像 撮影/上永哲矢

■エンタメ「三国志」の人気の理由に迫る

三国志ビギナーを沼へと放り込んだ有名エンタメ作品。その作品が作られた時代背景や制作のヒミツに迫った。

 

▼第55回 NHK『人形劇 三国志』のなつかしい人形たちは、なぜ長野と渋谷の2ヵ所にあるのか?

▼第67回 生誕130年。戦前に書かれた吉川英治『三国志』は、なぜ今も日本人に愛され続けるのか?

▼第85回 趙雲が救った息子を投げ捨てる劉備…あの「迷場面」を横山光輝『三国志』は、どう表現した?

 

 

■三国志をもっと好きになる記事

『三国志』の世界が少しわかってきたがゆえに、素朴な疑問が浮かんだあなたへ。その疑問に答えるべき入門記事も多く用意。ここから三国志をもっと好きになろう。

 

▼第7回 関羽と張飛は、なぜ劉備に忠義を誓ったのか?

▼第9回 三国志の人名に出てくる字(あざな)とは?

▼第16回 実際は地味でマジメな人だった? 三国志の豪傑・張飛の素顔とは?

▼第19回 呂布を「骨抜き」にした魔性の女・貂蝉の正体とは!?

▼第32回 老将・黄忠も青二才。90歳超えも多数! 三国時代で最も長生きした人は?

 

桃園結義の再現場面(河北省) 撮影/上永哲矢

■名言に学ぶ「三国志」

人生を豊かにしてくれる名言が散りばめられた「三国志」。現在の日本でも使われる言葉もあれば、中国で「ことわざ」になっている言葉もある。名言が生まれた背景や状況も知ることができる。

 

▼第25回 曹操が悪ガキ時代に憧れた、役人のお手本とは誰か?

▼第29回 曹操の「スゴすぎる機転」 飲み水がなく苦しむ兵士たちにかけた言葉とは?

▼第44回 諸葛亮が「泣いて馬謖を斬った」のは、間違っていた?

 

 

 

 

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過去記事

上永哲矢うえなが てつや

歴史著述家・紀行作家。神奈川県出身。日本の歴史および「三国志」をはじめとする中国史の記事を多数手がけ、日本全国や中国各地や台湾の現地取材も精力的に行なう。著書に『三国志 その終わりと始まり』(三栄)、『戦国武将を癒やした温泉』(天夢人/山と渓谷社)、共著に『密教の聖地 高野山 その聖地に眠る偉人たち』(三栄)など。

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