×
日本史
世界史
連載
ニュース
エンタメ
誌面連動企画

火縄銃にかかわる道具が一堂に展示 名古屋城振興協会所蔵品展『火縄銃』

編集部注目の歴史イベント


 名古屋城西の丸御蔵城宝館では2022年6月25日(土)より『名古屋城振興協会所蔵品展「火縄銃」』を開催。名古屋城振興協会が所蔵する火縄銃コレクションは、火縄銃だけではなく、弾丸を造る道具や周辺道具まで網羅しており、火縄銃に初めて触れるには最適な作品群だ。本展覧会では、それらを一堂に展示し、火縄銃をじっくりと見ることから始めて、構造や発砲の仕方、より早く発砲するために江戸時代の人たちが考えた道具類を紹介している。


 

名古屋城振興協会所蔵品展「火縄銃」

 

名古屋城振興協会所蔵品展「火縄銃」

名古屋城振興協会所蔵品展「火縄銃」

 

 火縄銃とは弾丸を銃口から装填する前装式の鉄砲、火薬への着火に火縄を用いる物を指す。天文12年(1543)の伝来以来、多くの大名が火縄銃の破壊力に魅了され、泰平の世であった江戸時代においても、万が一に備えて大量の火縄銃を所持していた。

 

 しかし、火縄銃を発砲するには銃以外にも必要なものがある。弾丸・火薬・火縄といった関連道具が必要である。火薬や弾丸を安全に所持するために専用の容器を用いるなど、火縄銃には様々な道具が付随している。

 

 名古屋城振興協会所蔵品展「火縄銃」では、それらを一堂に展示し、火縄銃の機能や扱い方を紹介している。

 

【開催概要】

名古屋城振興協会所蔵品展「火縄銃」

会期:2022年6月25日(土)〜9月4日(日)

会場:名古屋城 西の丸御蔵宝館

住所:愛知県名古屋市中区本丸1番1号

開館時間:9:00~16:30(最終入館は16:00まで)

観覧料:無料

※名古屋城観覧料(大人500円)は必要

 

【問い合わせ先】

名古屋市観光文化交流局名古屋城総合事務所 TEL:052-231-1700

KEYWORDS:

過去記事

歴史人編集部れきしじんへんしゅうぶ

最新号案内

歴史人2023年4月号

古代の都と遷都の謎

「古代日本の都と遷都の謎」今号では古代日本の都が何度も遷都した理由について特集。今回は飛鳥時代から平安時代まで。飛鳥板蓋宮・近江大津宮・難波宮・藤原京・平城京・長岡京・平安京そして幻の都・福原京まで、謎多き古代の都の秘密に迫る。遷都の真意と政治的思惑、それによってどんな世がもたらされたのか? 「遷都」という視点から、古代日本史を解き明かしていく。