【『歴史人』2022年10月号案内】「戦国大名の勢力変遷マップ」9月6日発売!
戦国史150年を地図で読み解く
『歴史人』2022年10月号(9月6日発売)の特集は──
戦国史150年を地図で読み解く
『戦国大名の勢力変遷マップ』
応仁の乱から大坂の陣まで
戦国武将たちは何を目指し、何のために戦ったのか──。
応仁の乱から大坂の陣まで、戦国武将の勢力変遷を「戦国変遷マップ」で読み解く一冊。約150年にもわたる戦国時代には、明応の政変や三方ヶ原合戦など、節目となった合戦や出来事がありました。それらを交えながら、北条早雲や織田信長、武田信玄、豊臣秀吉、伊達政宗、そして徳川家康らがしのぎを削った時代の勢力図を分かりやすく解説。特別企画では、「早わかり日本史」などの書籍で知られる歴史作家の河合敦氏が、その魅力について新しい視点で語る。人気の戦国時代を頭から終わりまで見通せる。
[保存版特集]
[応仁の乱から大坂の陣まで]戦国史150年を地図で読み解く
戦国大名の勢力変遷マップ
■版図をめぐる戦国武将たちの真意とは?
■16の地図で読み解く全国戦国武将の「勢力変遷」
■「血縁」で繋がった東北の覇道を巡る争い
■「好敵手」激闘の関東戦国150年史
■「英傑」たちが争った東海の領土変遷史
■戦国大名と宗教「一揆」の北陸動乱史
■「天下」をめぐる英傑たちの畿内攻防史
■下剋上!中国「謀略」史
■「1強」長宗我部氏の四国変遷史
■「名門」が鎬を削る九州興亡史……etc
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<内容紹介>
何を目指し、何のために戦ったのか──
版図をめぐる戦国武将たちの真意とは?
尾張の大うつけ、甲斐の虎、越後の龍、土佐の出来人、美濃のマムシ、陸奥の独眼竜、東海一の弓取り、相模の獅子、出雲の十一州の太守──。全国で幾多の猛将が名を上げ、その名を轟かせ、領地を争った戦国時代。強き者が生き残り、弱き者は呑み込まれてしまう超実力主義だった時代に現代人はなぜ魅せられてしまうのか、歴史研究家の河合敦氏にひも解いてもらった。
16の地図で読み解く
戦国武将の「勢力変遷」
徳川家康による太平の世を迎えるまで続いた戦国時代。幕府の内紛、家臣の下剋上、有力武将による天下再編などを経て、全国の版図はめまぐるしく入れ替わった。ここでは節目となった出来事に注目しながら、16の地図で約150年の勢力変遷をひもとく。
平穏だった東北が政宗の登場で一転して乱世に大坂の陣までの勢力変遷を追う
「血縁」で繋がった東北の覇道を巡る争い
伊達家14代当主・稙宗は、近隣の蘆名氏や大崎氏、葛西氏、最上氏などに多くの子女を送り込むことで血縁を結び、政治的に影響力を拡張していった。そして天正12年に17代・政まさ宗むねが家督を継ぐと一変して武力での勢力拡大を行い、奥州はまさに乱世へと突入。滅ぼし滅ぼされの激動の時代へと姿を変えた。
戦国時代屈指の名将たちが集い、互いに譲らなかった争乱の地
「好敵手」激闘の関東戦国150年史
150年もの間争いが続き、織田信長らの介入まで、遂に統一を見なかった地、関東。甲斐の武田信玄・越後の上杉謙信・相模の北条氏康といった時代を代表する、名将たちが、プライドを賭けて繰り広げた一進一退の攻防とその狭間で生き続けた関東諸氏の複雑な関係をひもとく。
尾張の大うつけ、駿河の東海一の弓取り、美濃のマムシ……
猛将たちが入り乱れた東海の戦いの変遷を追う!
「英傑」たちが争った東海の領土変遷史
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康──。
戦国三大英傑を輩出した東海。3人以外にも戦国において大勢力を誇った今川義元、下剋上の代名詞となった斎藤道三、そこに甲斐の虎・武田信玄まで入り乱れ、全国にも知られる強者たちが競った“死の東海〟といっても過言ではない、激戦地でどのような勢力争いがあったのかを追う。
足利将軍をめぐる争いから三好政権・三英傑が入れ替わり台頭!
「天下」をめぐる英傑たちの畿内攻防史
複雑に勢力が入り乱れた応仁の乱と、その舞台となった京を中心に畿内・近江は戦国期の早い段階から戦いが絶えなかったエリアだ。その後も権威が失墜した足利将軍を傀か い儡ら いとして、諸将が激しく争い続けた。ターニングポイントとなったのが、信長の上洛である。
土佐統一から秀吉の四国征伐、そして徳川治世まで
「1強」長宗我部氏の四国変遷史
戦国時代の初期に土佐の一国衆でしかなかった長宗我部氏はその勢力を拡大させ土佐を統一。やがて四国の覇者となった。ここでは長宗我部氏を軸に三好、河野、西園寺、一条など四国に割拠した戦国大名たちの動向と勢力変遷。さらには織田信長、羽柴秀吉、徳川家康らの天下統治事業に翻弄された四国の戦国事情を浮き彫りにしていく。
……etc