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【『歴史人』2022年4月号案内】「古代史の謎」3月4日発売!

最新研究でここまでわかった!

『歴史人』2022年3月号(3月4日発売)の特集は──

 

最新研究でここまでわかった!

『古代史の謎』

卑弥呼の正体は? 邪馬台国は九州か畿内か? 聖徳太子は実在したか?
「乙巳の変」の黒幕は誰か? 同時期に書かれた『古事記』『日本書紀』のなぜ?

 

 

古代史ほどロマンに満ちた時代はない──。
日本の古代史についてはこれまで『魏志倭人伝』など限られた史料のごく一部の文面から議論されさまざまな解釈が生まれてきた。今回はいま知るべき古代史研究の最前線とその魅力の数々を徹底解剖。人類の日本渡来から奈良時代まで、最新研究でわかった「卑弥呼」「邪馬台国」「倭の五王」「ヤマト王権」「巨大古墳」「聖徳太子」「乙巳の変」「古事記」「日本書紀」他、歴史ロマンあふれる時代の真実を読み解く。

 

[保存版特集]

最新研究でここまでわかった!

『古代史の謎』

■二千年のロマン・古代史の謎とその魅力
■古代日本 ビジュアル年表

 

[縄文・弥生時代の謎]
■縄文・弥生時代の「真説」
■邪馬台国の真実
■完全解明! 女王「卑弥呼」の謎と実像

 

[古墳時代の謎]
■謎多き「ヤマト王権」の真相を徹底解剖する
■秘められた古墳の謎を解き明かす

 

[飛鳥時代の謎]
■ここまで分かった聖徳太子の「史実」
■蘇我氏は希代の悪人か、変革者か?
■天智天皇、天武天皇、そして壬申の乱
■『古事記』と『日本書紀』─語られる史観

 

■よみがえれ! 太閤秀吉が築いた初代大坂城・大石垣
■北九州市の文豪たちが愛したお菓子と近代産業発展の歴史
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<内容紹介>

永遠の謎とされた邪馬台国や卑弥呼の存在は、最新の研究成果からここまで解明された!
二千年のロマン・古代史の謎とその魅力

 

 

古代史ほどロマンに満ちた時代はない。邪馬台国のあった場所、女王・卑弥呼の存在が『魏志倭人伝』など限られた史料のごく一部の文面から議論されさまざまな解釈が生まれてきた。いま知るべき古代史研究の最前線とその魅力の数々を歴史家・河合敦氏がわかりやすく解き明かす。

 

ムラからクニ、そして邪馬台国誕生までの真実を考察
[縄文・弥生時代の謎]

 

日本人の祖先の出自・生活・社会を最新研究から紐解く
縄文・弥生時代の「真説」

 

 

この数十年で、縄文・弥生時代のいわゆる定説は大きく変化している。さまざまな出土品と最新研究によって新しい見識が得られ、当時の具体的な生活像はよりアップデートされている。まずは縄文人の出自を手始めとして、現在の「真説」を解説していく。

 

日本史上もっともミステリアスな謎の研究最前線を追う
邪馬台国の真実

 

 

畿内か? 九州北部か? 邪馬台国成立に至った「倭国大乱」や、魏が女王・卑弥呼に授けた金印紫綬は、古代史においてどんな意味を持つ?ミステリアスな謎とされる邪馬台国に、我々はどこまで近づいているのか?邪馬台国九州説の論客が、現在までの研究で分かった「地点」を解説する。

 

「史上初の巫女」と呼ばれた女性の役割と「生活」「死」の謎に迫る!
完全解明! 女王「卑弥呼」の謎と実像

 

 

女性としては日本史上、知名度はおそらく1・2を争う。しかしその姿は、神秘のヴェールに包まれている―それが卑弥呼だ。邪馬台国の「女王」と伝わるものの、本当に「王」だったかも不明。想像がひとり歩きしている謎の女性の実態は、どんなものなのか?

 

 

ヤマト朝廷はどのような政権だったのか? 古墳は何のために造られたのか?
[古墳時代の謎]

 

ヤマト王権とは何だったのか?倭の五王の正体は?
謎多き「ヤマト王権」の真相を徹底解剖する

 

 

3世紀後半〜6世紀にかけ存在した「ヤマト王権」。誰を王とし、どの程度の範囲を支配したのか?さまざまな説が飛び交い、さまざまな議論がされる。ここでは現在明らかとなっているヤマト王権の謎に迫る。

 

いつごろから出現したのか?何のために造られたのか?どのように造られたのか?
秘められた古墳の謎を解き明かす

 

 

古代日本の象徴といっても過言ではない「古墳」。日本中に存在する巨大な何者かの墓は古代史の謎をひもとく手がかりを与えてくれる。ここでは古代の不思議を古墳の謎に迫ることで明かしていく。

 

 

中央集権体制が誕生した激動の時代の真実とは?
[飛鳥時代の謎]

 

生存から功績まで、すべてが謎に包まれた偉人の素顔とは?
ここまで分かった聖徳太子の「史実」

 

 

超人的なエピソードと華々しい功績で知られる聖徳太子。しかし近年、「聖徳太子不在説」も起こり、数々の偉業も太子の功績だったのかといった、疑問が投げかけられている。不在説をはじめとする数々の謎を検証し、太子の実像に迫る。

 

絶大な権力を得た4代の史実を追う
蘇我氏は希代の悪人か、変革者か?

 

 

飛鳥時代、国政の頂点に君臨した蘇我氏4代。栄華の裏には、政敵を次々と葬った〝悪の顔〟と開明的政治を主導した〝変革者の顔〟がある。果たして、蘇我氏の本当の姿とは―。

 

編纂者の意図はどこにあるのか? 神話は何を意味しているのか?
神々の足跡をたどり、隠された実態に迫る!
『古事記』と『日本書紀』─語られる史観

 

 

8年の差ながらほぼ同時期に成立した、日本最古の歴史書『古事記』と『日本書紀』。日本神話の神々による天地開か い闢びゃくから、天孫降臨とされる古代天皇の神統譜とは何を意味するのか? 記紀で異なる点と編纂の目的、唐から輸入した律令制を支えるための国史編纂事業の秘史など、謎を読み解いていく。

 

「大坂の陣」籠城戦で活躍した秀吉時代の石垣を地下から発見大公開プロジェクト発動中
よみがえれ! 太閤秀吉が築いた初代大坂城・大石垣

 

 

昭和34年、偶然の発見により、存在が明らかになった豊臣秀吉が築いた初代大坂城。大坂夏の陣の痕跡があるその石垣には未だに残る謎がある。元々あった本願寺遺構との関係とは?「豊臣石垣公開プロジェクト」の魅力に迫る。

 

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過去記事

歴史人編集部れきしじんへんしゅうぶ

最新号案内

歴史人2023年4月号

古代の都と遷都の謎

「古代日本の都と遷都の謎」今号では古代日本の都が何度も遷都した理由について特集。今回は飛鳥時代から平安時代まで。飛鳥板蓋宮・近江大津宮・難波宮・藤原京・平城京・長岡京・平安京そして幻の都・福原京まで、謎多き古代の都の秘密に迫る。遷都の真意と政治的思惑、それによってどんな世がもたらされたのか? 「遷都」という視点から、古代日本史を解き明かしていく。