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お城めぐりの新たな楽しみ『御城印』が勢ぞろい!「めくるめく歴史絵巻滋賀・びわ湖」

登城記念にピッタリ!個性豊かな「御城印」たち


 滋賀県にて、2021 年 9 月 1 日(水)から、万葉から幕末までの豊かな湖国の歴史に着目した観光プロモーション「めくるめく歴史絵巻滋賀・びわ湖」が開催される。
 滋賀県には中近世にかけて1,300 を超える城郭が築かれており、この数は単位面積当たりでは日本一と言われている。また県内の多くの城・城跡で、ここ数年人気を集めている「御城印」の販売を行っている。
 今回は、県内で販売されている御城印の一部を紹介する。


 

◆世界遺産登録を目指す「彦根城」(彦根市)

彦根城

 江戸初期の1604年、徳川幕府の譜代大名である井伊氏の居城として築城が始まった彦根城は、約20年かけて完成された。その近世城郭は、天守を筆頭に、国宝や重要文化財に数多く指定されている。

 

 また、彦根城は城全体の保存状態がほかの城郭と比べても非常に良く、江戸時代の政治体制をあらわす「代表例」といわれている。そのため現在、江戸時代の統治機構の特徴を示す資産として、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産登録に向けて準備が進められている。

 

■御城印の数は期間限定を含め9 種類

ひこにゃん誕生15 周年記念入城記念符

 彦根城では現在、期間限定の「ひこにゃん誕生15 周年記念入城記念符」をはじめ、全 9 種類の御城印が販売されている。井伊家の赤備えにちなんだ赤色、春の西の丸や夏の玄宮園になぞらえた桜色や草色の台紙を用いるなど、どれも彦根城の特徴を表すデザインとなっている。また落城したことのない彦根城の御城印は、受験生のお守りとしても人気がある。

 

◆織田信長の命により明智光秀が設計した「大溝城跡」(高島市)

大溝城跡

 織田信長の命により、明智光秀の設計で築かれた大溝城は琵琶湖の内湖(乙女ヶ池)を取り込んだ水城で、天守台を中心に本丸、二の丸、三の丸からなっていたと考えられている。廃城となった現在は、野面積みの石垣などを見ることができる。

大溝城御城印

 こちらの御城印は、大溝城初代城主である織田信澄、および大溝藩主の分部光信の家紋が押印されているほか、陣屋総門や城跡の挿絵も入ったデザインだ。

 

◆秀吉の天下統一における東国制覇の足掛かりとなった城「水口岡山城跡」(甲賀市)

水口岡山城跡

 豊臣秀吉の命によって築城され、東海道を眼下に見据える立地から、秀吉の天下統一における東国制覇の足掛かりの城と考えられている水口岡山城。「五奉行」に名を連ねる増田長盛・長束正家が城主となり、豊臣政権下の拠点城郭として機能した。しかし、関ヶ原の戦いの後、徳川幕府によって廃城とされ、現在では山中に残る石垣などの遺構から当時の面影が偲ばれる。

水口岡山城跡御城印(通常)

 こちらの御城印は通常版のほか、イベント時などで水口岡山城バルーンが出現した時のみ販売される限定版の 2 種類がある。

 

◆浅井3代の居城「小谷城跡」(長浜市)

小谷城跡

 長浜市の小谷山にあり、浅井家が3 代にわたって居城としていた小谷城。浅井長政、戦国一の美女といわれた織
田信長の妹、お市の方や、その間に生まれた3人の娘・浅井三姉妹(茶々、初、江)ゆかりの城である。城跡から
は琵琶湖や湖北の地を一望することができる。

小谷城跡御城印

 こちらの御城印は、「日本百名城」「日本五大山城」「江州 小谷城」の筆文字と「三盛亀甲花菱紋」と長政の花押が入ったデザインとなっている。

 

【開催概要】

主 催:滋賀県、公益社団法人びわこビジターズビューロー
開催期間 :2021 年 9 月 1 日(水)~ 2022 年 3 月 31 日(木)(予定) 
会場:滋賀県全域
公式サイト:https://historical.biwako visitors.jp/

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歴史人編集部れきしじんへんしゅうぶ

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