【ランキング】時代を超えて対決したら、もっとも強いと思う剣豪は?〈第1位~5位〉
歴史人の公式LINEで集計した独自のアンケートをもとに、「時代を超えて対決したら、もっとも強いと思う剣豪」の第1位から5位を発表。歴史史料やマンガなどで知られる剣豪たちの中で、もっとも強いイメージを持たれている人物は誰なのか?
戦国・江戸・幕末期に名を轟かせた剣豪たちがランクイン

宮本武蔵、佐々木小次郎の決闘の地として有名な山口県下関市の巌流島(船島)には、二人の像が立つ。刀を振りかぶっている右が武蔵で左が小次郎。
第1位 宮本武蔵 投票数:159票
名前とともに語られる「生涯無敗」というフレーズゆえか、第1位は宮本武蔵。戦国末期の古文書にその名が残っており、関ケ原の戦いでは東軍に属して戦っていた可能性が高い。当代随一の兵法者であった吉岡一門に打ち勝ち、巌流島の戦いでは佐々木小次郎に勝つなど、その強さを示すエピソードは枚挙に暇がない。一方で、画筆をとり、芸術性の高い作品を残したことでも知られている。60歳の頃に自らの剣術とそれまでの戦いについて記した『五輪書』を書き始め、のちに弟子に与えており、後世に大きな足跡を遺したといえる。
第2位 沖田総司 投票数:118票
新撰組の中でも「天才」として評される沖田総司が第2位。戦国時代などの剣豪と、その実力を簡単に比較することはできないが、幕末に活躍していた沖田は現存する資料が戦国時代などに比べると豊富であり、その実力は相当なものだったと思われる。沖田は新撰組の中でも重要な任務を担い、指折りの強者が揃った一番隊の組長を任ぜられていた。20代の半ばから後半に亡くなったと言われており、その死が隊士たちに惜しまれたことは間違いない。
第3位 柳生十兵衛 投票数:116票
江戸前期にその名を知らしめた柳生十兵衛が第3位。十兵衛は徳川2代将軍・秀忠に兵法を指南し、柳生藩初代藩主となった柳生宗矩(むねのり)のもとに生まれた。のちに徳川3代の家光の指南役として活躍するも、何らかの理由から蟄居(ちっきょ)となってしまい、その後は江戸を離れて諸国をまわりながら剣の腕を磨き上げたという。十数年ぶりに再出仕を許され、江戸城の御書院番に任じられてからは、家光の前で兵法を披露するなど華々しい活躍を見せた。
第4位 塚原卜伝 投票数:106票
「幾度もの戦いに臨みながら、一度も身に刀傷を受けることがなかった」という無傷のエピソードで知られる塚原卜伝は、戦国時代(室町時代後期)に活躍した剣豪。征夷大将軍であった足利義輝(13代)と義昭(15代)にも剣術を指南し、武田家の軍師として知られる山本勘助にも剣術を教えたと伝えられている。その生没年から実際には作り話ではあることが分かっているが、卜伝の食事中に宮本武蔵が斬り込んだところを、鍋の蓋で受け止めたとする逸話がよく知られている。
第5位 斎藤一 投票数:103票
マンガやドラマで、現代でも圧倒的な人気を誇る斎藤一が第5位に。斎藤は新撰組三番隊組長として、さまざまな作戦を実行した。撃剣師範として剣術を教える立場でもあり、隊士たちを鍛え上げた。明治維新後は警視庁に奉職し、西南戦争にも参加。敵弾を受けて負傷するも奮戦し、のちに政府から勲七等青色桐葉章を授与された。
●集計方法:歴史人公式LINEで、2021年6月29日から、2021年7月9日までに選択式のアンケートを実施。期間内に集計された、約1000票を集計してランキング。
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