【『歴史人』7月号案内】「源頼朝と鎌倉幕府の真実 ─なぜ頼朝は武家中心の幕府創設に至ったのか?─」6月5日発売!
源平合戦から弟・義経との確執、そして「史上最初の武家政権誕生」に至るまで!
『歴史人』2021年7月号(6月5日発売)の特集は──
源平合戦から弟・義経との確執、そして「史上最初の武家政権誕生」に至るまで!
源頼朝と鎌倉幕府の真実
なぜ頼朝は 武家中心の 幕府創設に いたったのか?
東国への配流の身から弟・義経を率いて、平氏を討ち滅ぼし、 約700年にわたって政治の中枢を担う、 最初の武家政権を誕生させた源頼朝。いわば、日本史のターニングポイントを つくった男である。妻は尼将軍と呼ばれた北条政子。 彼はどんな人物で、なぜ武家中心の幕府創設を志したのか? 平安末期の武家を代表する名門であった 源氏と平氏、はたまた朝廷との争いの歴史をひもとき、 その野望の真実に迫る!
[保存版特集]
■源頼朝はなぜ武家政権を創立したのか?
■武士の世のはじまりと源平合戦前夜
■源頼朝 人物相関図
■武家政治の創始者「源頼朝」の真実
■日本初の武家政権「鎌倉幕府」のすべて
■「源義経」はなぜ頼朝と戦わなければならなかったのか?
■頼家と実朝 ─なぜ源氏将軍の血は途絶えたのか?─
■尼将軍「北条政子」の知られざる生涯
■実生活から紐解く「鎌倉文化」
■源氏の隆興を今に伝える「鎌倉の史跡」たち
……etc
<内容紹介>
2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の時代考証を担当する坂井孝一氏が解説!
源頼朝はなぜ武家政権を創立したのか?
源氏の「貴種」としての立場から、平氏政権下で虐げられた東国武士団をまとめ挙兵。競合する同族・源義仲らとの主導権争いも制し、壇ノ浦で平氏を滅亡させ、歴史上はじめて本格的な武家政権を樹立した源頼朝。頼朝はなぜ、武家政権を創立したのか?来年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の時代考証を担当する坂井孝一氏が、源氏一族内での立場、朝廷との関係性など、最新の研究成果をふまえ、知られざる頼朝像をここに解き明かす。
名門の武家として政権奪取まで上り詰めた源氏と平氏の栄枯盛衰を追う
武士の世のはじまりと源平合戦前夜
江戸時代が終焉するまで日本は武士の世の中が続いていた。その原点となったのは、源氏と平氏というふたつの名門であった。長きにわたり、日本を仕切っていた武家の源となった源平はどのように生まれ、成りあがっていったのか、その歴史に迫る。
明治まで約700年に渡って日本の武家政権を作る!
武門の頂点を極めた奇跡の流人
武家政治の創始者 源頼朝の真実
1180年、源頼朝は平氏追討の兵をあげた。平治の乱で清盛に敗れ、父・義朝を失い、京から伊豆に流され20年が過ぎていた。なぜ、頼朝は天下を取れたのか。 激動の治承・寿永内乱の中で、複雑にからみ合うそれぞれの思惑。平清盛や後白河院、東国武士団をはじめとする地域社会はどう動いたのか。鎌倉幕府草創の要因を分析し、頼朝の人物像をあぶりだす。
真の成立年は? 公武二元体制とは? 御家人制とは?
日本初の武家政権「鎌倉幕府」のすべて
鎌倉幕府といえば「日本初の武家政権」──。
この幕府成立以来、江戸時代が終焉するまでの間、日本は武士の世であった。その政権はいかなるシステムで構築されていたものだったのか、多様な角度からひもとく。
源義経はなぜ頼朝と戦わなければならなかったのか?
兄・頼朝の片腕として平氏打倒に貢献しながら、確執の末、悲劇的な最期を遂げた英雄・義経。その謎多き、生涯に迫る!
源平合戦で天才的な軍略を発揮しながら、兄・頼朝との亀裂により悲劇的な最期を遂げた源義経。『吾妻鏡』など信頼すべき史料にはほとんどその事績が残されておらず。知名度に反してその実像は謎につつまれている。ここでは最新研究の成果を踏まえ、知られざる義経の真実に迫る。
相次いで非業の死を遂げた頼朝嫡男と次男
頼家と実朝 ─なぜ源氏将軍の血は途絶えたのか?─
頼朝死後に嫡男の頼家が2代将軍となると、若年将軍を補佐する目的で
「十三人の合議制」が開始される。だが、御家人同士が次々と内紛を繰り広げた結果、 将軍の首が 度にわたってすげ替えられ、混乱のなか、頼朝の血筋は絶えてしまう。
鎌倉殿を勝利に導いた稀代のリーダーシップを紐解く
尼将軍・北条政子の知られざる生涯
妻として頼朝を支えた北条政子は、頼朝の死後も幕府を掌握し、朝廷との関係安定化に尽力し続けた。その大胆な行動力と覚悟の裏には、一体どのような人生があったのか? その知られざる生涯を、生い立ちから紐解いていきたい。
源氏の隆興を今に伝える
鎌倉の史跡たち
文治元年(1185)、熾烈な争いをくり広げた平氏をくだした源氏の棟梁・源頼朝は、その後約150年間続く、武士による初めての政権・鎌倉幕府を興した。その舞台となった鎌倉の地に点在する、源氏や鎌倉幕府ゆかりの史跡を紹介する。
などなど