謎多き継体大王と今城塚古墳の真実に豪華出演陣が迫る! 高槻市プレゼンツ「BOTTO古墳トークフェス」開催!

2026年2月1日(日)、ポニーキャニオン本社にて、高槻市プレゼンツ「BOTTO古墳トークフェス」が開催された。高槻市では「高槻市に行けば、好きなことに没頭できる」というテーマのもと、グルメ、歴史などのジャンルを絞り、その分野が好きな人に対し深くプロモーションするプロジェクト「BOTTOたかつき」を展開中。今回は“古墳”にフォーカスし、同市にある国史跡「今城塚古墳」と同所が真の陵墓とされる「継体大王」をテーマにしたトークイベントの開催となった。
■高槻市にある今城塚古墳に古代史ファンが熱視線!
まずは、今回MCを務めた歴史系No.1YouTuberのミスター武士道さんと、自他ともに認める歴史好きである高槻市長・濱田剛史氏が登場。「なぜ、今古代史なのか」「なぜ高槻なのか」、早速アツいトークを展開した。
大阪府高槻市にある今城塚古墳は、二重濠に囲まれた総長約350mを誇る淀川流域最大の前方後円墳だ。長らく隣の茨木市にある太田茶臼山古墳が第26代継体天皇陵と考えられてきたが、発掘調査などの進歩によって、今城塚古墳の築造が6世紀前半、太田茶臼山古墳の築造は5世紀中葉という年代が得られ、今城塚古墳こそが真の継体天皇陵ではないかという認識が広がっている。
ミスター武士道さんと濱田市長は、「謎が多いからこそ自由に意見交換ができるのが古代史の魅力」であり、今城塚古墳と継体大王にまつわる大いなる謎に注目が集まっていると語った。

濱田市長は、「戦国武将とも縁の深い高槻市だが、実は古代史でも要注目のエリアである」と熱弁。
■謎多き継体大王と今城塚古墳の真実とは?
第一部では、若狭徹先生(明治大学文学部教授)の基調講演を実施。「継体大王と今城塚古墳」と題し、そもそも今城塚古墳とはどういう古墳なのか、そしてその主である継体大王とはいかなる人物だったのかを解説した。
継体大王とは、第26代継体天皇として知られる人物。第25代武烈天皇の死後に皇統が混乱・途絶したことをうけて「応神天皇5世の孫」を根拠に迎えられ、第24代仁賢天皇の娘・手白香皇女と婚姻して即位した。
若狭先生は、継体大王の政治基盤について、自身のルーツでもある淀川水系(近江や摂津)や日本海沿岸(越前・若狭)を土台とし、最初の婚姻によって東海地方(尾張)など地方豪族の支援も得ていたことを説明。やがて体制を盤石なものにし、北部九州の豪族・筑紫君磐井の討伐に乗り出し強大な軍事力と権力を示したという生涯に触れた。

継体大王の政治体制や当時の社会情勢まで解説する若狭先生。
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