謎多き継体大王と今城塚古墳の真実に豪華出演陣が迫る! 高槻市プレゼンツ「BOTTO古墳トークフェス」開催!
■豪華出演陣が継体大王と今城塚古墳を語り尽くす!

歴史を愛する豪華出演陣が一堂に会する貴重なイベントとあって、会場もさらに盛り上がった。
第二部は、前述の濱田市長と若狭先生に加え、継体大王研究の第一人者として知られる河内春人先生(関東学院大学教授)、高槻市にある今城塚古代歴史館の宮崎康雄館長、歴史好きタレントとして活躍中の山崎怜奈さん、そして古墳への興味も人一倍という戦国プリンセス博士ちゃん・諸星天音さんが登壇。ミスター武士道さんと諸星さんは事前に現地を取材しており、その時の映像も交えながら今城塚古墳と継体大王にまつわるトークを繰り広げた。
取材動画では、「今城塚古代歴史館」に展示されている100分の1スケールのレプリカも紹介。その規模の大きさに驚くミスター武士道さんや諸星さんに対し、宮崎氏は今城塚古墳が二重濠などの伝統的な形式を受け継ぐ一方で、当時の最新の技術が大いに発揮された一大事業であったことに触れた。
さらに、熊本県宇土市でしか採れない凝灰岩「馬門石(阿蘇ピンク石)」でできた石棺が遥々持ち込まれたことについて、“石好き”の諸星さんはその発色の良さや美しさに大興奮。若狭先生と河内先生曰く、宇土市からわざわざ馬門石の石棺を運搬したことについて、継体朝の揺るぎない権威を示すための重要なポイントだったという。
今城塚古墳で大量の埴輪が出土し、それを再現した「埴輪祭祀場」に話が及ぶと「これだけ多くの埴輪がつくられたのにはどういう理由があるのか?」という「継体大王による皇位継承の正当性を誇示する目的があった可能性」や「偉大な功績を伝えるため」など、最新の知見が紹介され、山崎さんも「諸説あるからこそ、検討する余地が残されていて楽しいですよね」と、古代史ならではの楽しみ方を述べ、深く頷く参加者も。

生粋の歴史好きとして知られる山崎さんや諸星さんからも、先生方に積極的に質問。
その他にも「継体大王が淀川流域を重視した理由は?」「なぜ即位後に大和の地に入らなかったのか?」「今城塚古墳ではどのような祭祀が行われていたのか?」など、継体大王と今城塚古墳に関する謎に迫る激アツトークを展開。専門家である若狭先生、河内先生、そして宮崎館長も激論を交わす濃厚な時間となった。

歴史研究の専門家同士の深すぎるトークだけでなく、濱田市長と宮崎館長の軽妙な掛け合いが会場を笑わせた。
■高槻で古墳にBOTTOしよう!
エンディングトークでは、ミスター武士道さんと濱田市長が、高槻市へのアクセスの良さをアピール。東京からだと、新幹線で京都駅に行けば在来線への乗り換え1回で行けるとあって、想像以上に近いと実感を込めて語った。
明治時代に継体天皇陵として治定されなかったことで、人々が歴史に親しめる憩いの場となっている今城塚古墳。隣接する今城塚古代歴史館も築造時の再現ジオラマなど充実の展示が人気だ。古代のロマンを高槻でぜひ体感してみてほしい。
アツすぎる当日の様子は、アーカイブ動画でいつでも見られるので要チェック!
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