【『歴史人』11月号案内】「日本の仏像 基本のき」10月6日発売!
知っていれば仏像鑑賞が100倍面白くなる!
『歴史人』2021年11月号(10月6日発売)の特集は──
知っていれば仏像鑑賞が100倍面白くなる!
『日本の仏像 基本のき』
<徹底解説> 仏像の見方
如来・菩薩・明王・天仏像[国宝][重文]他82体を掲載!
お寺や仏様に参拝して心の安らぎを得るだけでなく、その歴史や造形の意味を探りたい。という読者は多いことだろう。そんな方のために、知っておきたい国宝の仏像や、歴史的に意味を持つ仏像や戦国武将が心の支えとした念持仏の数々を写真でご紹介。さらにそのような仏像の見分け方、造形の鑑賞ポイントなど、豊富なイラストで徹底図解する。これで眼前の世界の奥行きが増すに違いない。
[保存版特集]
知っていれば仏像鑑賞が100倍面白くなる!
『日本の仏像 基本のき』
徹底解説 仏像の見方
如来・菩薩・明王・天仏像[国宝][重文]他82体を掲載!■知っておきたい! 仏像鑑賞術の極意
■仏像の誕生と日本伝来の軌跡
■心に刻みたい国宝の仏像“美”の世界
■いまさら聞けない! 日本の仏像 基本の「き」
[PART1] 仏像の特徴・種類別鑑賞法
[PART2] 仏像のパーツ別味わい方
■革命的仏師・運慶の生涯とその作品
■戦国武将が愛した仏像たち
■地図で見る国宝仏像の在処
■日本の「秘仏」目録
■没後1200年 比叡山の生みの親、最澄の生涯■知の奇才・南方熊楠とは?~よくわかる2つの偉業~
……etc
<内容紹介>
由来、信仰、種類、見所――
知っておきたい! 仏像鑑賞術の極意
お寺めぐりで美しい仏像を目にしたものの如来、観音、明王など種類の多さや解説文の専門用語の難しさから、理解を深めることに二の足を踏んでいる人も多いのでは? そこで宗教学者であり、仏像に対する造詣も深い島田裕巳氏が、仏像の誕生、伝来、発展から仏像鑑賞の際のポイントまでをわかりやすく解説する。
ガンダーラから中国・朝鮮半島を経てどのように伝わったのか?
仏像の誕生と日本伝来の軌跡
紀元前5世紀頃に仏教を開いた釈迦の姿が、仏像となって人々の前に姿を現したのは、紀元後の1世紀頃のこと。パキスタンのガンダーラやインドのマトゥラーで仏像が造られるようになり、その後、中央アジアを経由して中国大陸に伝わった。4世紀後半には朝鮮半島に、6世紀には日本に伝来する。
日本一知られる阿修羅像、名匠・運慶による毘沙門天、
空海が説いた世界を表わす曼荼羅…etc
心に刻みたい国宝の仏像“美”の世界
国宝の仏像は、古都奈良・京都を中心とした各地に、130以上が点在している。慈愛に満ち、ときに荒々しい美をはらんだその姿に、魅せられてみたい。
如来 菩薩 弥勒 八部衆 趺坐 光背…とは?
いまさら聞けない! 日本の仏像 基本の「き」
仏像と向き合い、安らぎを感じられればそれだけでも充分だ。だが、それぞれの仏像が持つ特徴を知り、種類が見分けられれば、その魅力の鑑賞は増すにちがいない。そこで初心者でも簡単に見分けられる仏像の見方の基本を伝授。明日からは仏像の味わい方も変わるはずだ。
[PART1] 仏像の特徴・種類別鑑賞法
[PART2] 仏像のパーツ別味わい方
運慶はもちろん、鞍作止利、定朝から院派・円派・慶派まで連なる仏師たち
革命的仏師・運慶の生涯とその作品
現在も名高い運慶を始め、日本に仏像が伝来して以来、仏師たちは国内の仏像を制作してきた。運慶仏の代表作や特徴とともに、仏師の流派や関係、特徴を読み解くことで、理解が一層深まる。
戦いのシンボルか? 平和への願いか?
古刹に秘められた伝説をひも解く
戦国武将が愛した仏像たち
戦国武将は幼少時から寺で学び、精神修行した。あたりまえのように仏像を間近に見て育った。仏を信仰する目的は、神仏の御加護によって、自らと家臣・領民を護り、戦勝を祈願し、泰平の時代の到来を願うこと。彼らが愛した仏像群が、その願いを今に伝える。
54ヵ所の所蔵先と国宝を一覧に‼
地図で見る国宝仏像の在処
北は岩手県の中尊寺から南は大分県の臼杵摩崖仏まで、国宝に指定されている仏像彫刻は54ヵ所に存在している。より厳かでより神々しい姿は国宝ならではの存在感があるものばかり。
理想を追求した求道者の実像とは?
没後1200年 比叡山の生みの親、最澄の生涯
今年、2021年は、日本天台宗の開祖であり、平安仏教界に新風をもたらした最澄の1200年の大遠忌にあたる節目の年。日本の仏教界のみならず、日本文化に大きな影響を与えた最澄はどのように生き、何を伝えようとしたのか。その生涯と教えに迫る。
郷土・和歌山を愛し、守り、そして植物学で日本中に名を響かせた
知の奇才・南方熊楠とは?~よくわかる2つの偉業~
「森羅万象に挑んだ天才」と称される南方熊楠。和歌山から世界に飛び出し、没頭した植物研究は大きな功績を残し、また自然保護運動の先駆者ともなった彼の足跡を振り返る。
……etc