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直江兼続の兜をはじめ上州にゆかりのある刀剣や甲冑が並ぶ企画展「戦国上州の刀剣と甲冑」

編集部注目の歴史イベント


群馬県立博物館にて、2022年7月9日(土)~8月28日(日)第106回企画展「戦国上州の刀剣と甲冑」が開催されている。上杉景勝に仕えた米沢藩の家老・直江兼続の兜をはじめ、上州にゆかりのある刀剣や甲冑が並ぶ。


 

鉄錆地六十二間小星兜〔本庄繁長所用〕(村上市郷土資料館蔵)

鉄錆地六十二間小星兜〔本庄繁長所用〕(村上市郷土資料館蔵)

 

 戦国時代の上州の郷土刀は、五家伝の中の相州伝を基礎にしていると言われる。相州伝は正宗などでたいへん著名な刀剣を生み、その系譜を継ぐ上州の郷土刀を展示。甲冑では、上杉や武田といった戦国大名にも愛用された上州甲冑師の製作した貴重な兜が確認されている。古文書や絵画もあわせて展示し、製作者を含めた上州の刀剣と甲冑の姿とその歴史に迫る。

 

上州の郷土刀の系譜

 

大刀 銘 正宗  名物 木下正宗(個人蔵)

太刀 銘 正宗 名物 木下正宗(個人蔵)

 

 著名な正宗の中でも現存するただ一つの生ぶ茎在銘の太刀『正宗』を展示(全期間)。そのほか、相州伝の刀剣や甲冑師と同名の製作者が作成した上州の郷土刀などが展示される。

 

 

上州甲冑師の世界

 

 上州甲冑師が製作した、直江兼続のいわゆる「愛」の兜を、所蔵する上杉神社以外で初めて展示(後期のみ)。そのほか、上杉氏などの戦国武将も愛用した「メイドイン上州」という意味の銘がある兜などが展示される。

 

 

さまざまな刀剣・甲冑の姿

 

 刀剣や甲冑について記された古文書や絵画もあわせて展示することで、刀剣や甲冑の総合的な理解に迫る。特に、東国では貴重な刀鍛冶家の伝来文書も展示。

 

【基本情報】第106回企画展「戦国上州の刀剣と甲冑」

<会期>
令和4年7月9日(土)~8月28日(日)
■前期 [ 7月9日(土)~7月31日(日)]
後期 [ 8月2日(火)~8月28日(日)]
<開館時間>
9:30~17:00(入館は16:30まで)
<休館日>
毎週月曜日
(ただし、7月18日は開館、翌19日休館。8月15日は開館)
<観覧料>
一般800円・大高生400円・中学生以下無料
<主催>
群馬県立歴史博物館
<公式HP>
https://grekisi.pref.gunma.jp/event/1767/

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歴史人編集部れきしじんへんしゅうぶ

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世界の列強と互角の軍事力を有するため、日本海軍が明治27年に設立した「連合艦隊」は、優れた機動力と策略で、清国やロシアを圧倒する。しかし「大艦の時代」から「航空機の時代」へ移り変わるなかで、その威容は徐々に衰えを見せ始める。かつて世界有数の軍事力を誇りながら、太平洋戦争で最期を迎えた連合艦隊の軌跡を追う。