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ガダルカナル島攻防戦で英雄となったヴァンデグリフト海兵少将という男

今月の歴史人 Part.3

太平洋戦争開戦からミッドウェー海戦直前まで日本軍は連戦連勝を重ね、太平洋戦線を席巻していた。しかしミッドウェー以降、状況は一変。連合軍に押されはじめ、徐々に後退していくことになる。その序章となったのが、ガダルカナル島攻防戦。この戦いにおいて第1海兵師団を指揮し、米軍を勝利に導いた功績で名誉勲章を受章したアメリカ軍少将の略歴をここでは紹介する。(『歴史人』2021年8月号 「日米開戦80年目の真実」『戦略なき日本軍の苦闘」』より)

 

ヴァンデグリフト海兵少将

 アレクサンダー・ヴァンデグリフトは米海兵隊将官で、水陸両用作戦(上陸戦)を主要な目的とする 海兵隊を、陸海空3軍に並ぶ強力な軍隊に育てあげたことで知られる。

 

 海兵隊は海外での戦闘行為専門部隊であり、接近戦では各国軍隊の中で、今日まで最強とされる。 『我が海兵隊には降伏という伝統はない』をモット ーとし、太平洋戦争中は日本軍占領下の南太平洋島嶼戦で大活躍した。

 

 特に、太平洋戦争の分岐点ともいうべきソロモン 諸島ガダルカナル島( 以下ガ島) の戦いにおいての功績が高く評価されている。

 

 太平洋戦争において、初めての大規模な地上反撃 として、ガ島に奇襲上陸に成功したヴァンデンクリ フト少将率いる米海兵第1師団は、守備隊は陸軍に任せ、ツラギ島、ブーゲンビル島から、ソロモン諸島北部へと転戦した。ヴァンデンクリフトはこの功績で第1海兵軍団司令官から、第18代海兵隊総司令官となり、現役勤務中に大将に昇進した初の海兵隊将官として名を残している。

監修・文/副島 護

『歴史人』2021年8月号 「日米開戦80年目の真実」『戦略なき日本軍の苦闘」』より)

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連合艦隊の真実

世界の列強と互角の軍事力を有するため、日本海軍が明治27年に設立した「連合艦隊」は、優れた機動力と策略で、清国やロシアを圧倒する。しかし「大艦の時代」から「航空機の時代」へ移り変わるなかで、その威容は徐々に衰えを見せ始める。かつて世界有数の軍事力を誇りながら、太平洋戦争で最期を迎えた連合艦隊の軌跡を追う。