【夏休み企画】りんか&あんなが「わたしのえどはく」展覧会アイデアコンクールに挑戦したよ!
江戸東京博物館の収蔵資料を来場者に魅力的に伝える企画を考えてみよう。
夏休みの「歴活」予定は決まりましたか?古墳巡り、お城観察・・・長期休みだからおうちで楽しめる歴活もしたいという歴史好きのみなさん!『わたしのえどはく』展覧会アイデアコンクールに挑戦(ちょうせん)してみませんか?
◆りんかちゃんとあんなちゃんが「わたしのえどはく」に挑戦!

(左)りんかちゃん(右)あんなちゃん
歴史大好きなキッズモデルのりんかちゃんとあんなちゃんも「わたしのえどはく」展覧会アイデアコンクールの課題(かだい)に挑戦してみたよ!
ー りんかちゃんとあんなちゃんは、江戸東京博物館(えどとうきょうはくぶつかん)に行ったことある?
りんか&あんな:あります!
りんか:お城みたいな江戸時代の風景が描(か)かれていておもしろかったよ!
あんな:橋(はし)が架(か)かっていたのがおもしろかったです!
ー 今、江戸東京博物館が「わたしのえどはく」コンクールを開催(かいさい)しているんだって、一緒に挑戦してみよう!
「小学生部門(しょうがくせいぶもん)」と「中学・高校生部門(ちゅうがく・こうこうせいぶもん)」の2部門あるんだって!
あんな:私たちは中学生なので「中学・高校生部門」に挑戦します!

まずは応募要項(おうぼようこう)を見てみよう!

気になるアイテム(収蔵資料)を探すよ!

みんなにシェアしたいとっておきのアイテムを見つけたのかな!?

最後の仕上(しあ)げ…どんな展示(てんじ)アイデアになったかな?
◆見た目が気になって調べてみたら音に関連(かんれん)するアイテムだったよ!
ーどんな展示アイデアを考えたのか教えてください。どちらから発表してくれるかな?
りんか:はい!!タイトルは「時を超えろ!!紙調琴(しちょうきん)&蝋管式蓄音機(ろうかんしきちくおんき)」!!

時を超えろ!!紙調琴&蝋管式蓄音機
選んだアイテムは紙調琴と蝋管式蓄音機です。
紙調琴は、他の収蔵品より形が独特(どくとく)だったので気になって調べてみたら江戸時代式のオルガンだったそうでおもしろいなと思い選びました。蝋管式蓄音機は、音に関連(かんれん)していたので選びました。
展示アイデアは、メインアイテムの紙調琴を手前に出して、蝋管式蓄音機を後ろにひとつ下げて、メインの紙調琴が少し目立つように工夫しました。あと、ロール紙という紙調琴の楽譜(がくふ)のようなものをつり下げて、より紙調琴の特徴(とくちょう)が分かるような感じに仕上げました。背景(はいけい)には、歴代(れきだい)のオルガンとか蓄音機の写真をのせてより理解(りかい)できるようにしました。
ー展示アイデアを考えるうえで難(むずか)しかった点はありましたか?

メインが目立つようにレイアウトを工夫したよ!
りんか:目立つようにするには、どうレイアウトしたらよいのかを考えることが難しかったです。
◆大好きな偉人・ジョン万次郎にまつわるアイテムを展示したいな!
ーつづいて、あんなちゃんのアイデアを教えてください。
あんな:タイトルは「レトロ収蔵品~手動式(しゅどうしき)ミシンと写真機(しゃしんき)~」です。

レトロ収蔵品~手動式ミシンと写真機~
手動式ミシンは、電気を使わずに横についているハンドルを手で回して縫(ぬ)うタイプのミシンです。二度目の開国(かいこく)を要求(ようきゅう)する時にペリーが持ってきた品(しな)です。私の好きなジョン万次郎がアメリカに通訳としてついていった時に母親のお土産として持って帰ってきたものでもあります。
それと一緒に写真機も持って帰ってきたという話があるので選びました。写真機は、ルイ・ジャック・マンデ・ダゲールという人が最初(さいしょ)に開発しました。
展示アイデアは、どういう人が作ったのかが分かるように、顔の写真をはってもらうようにするのと、パネルには一番注目(ちゅうもく)して欲(ほ)しいところの説明(せつめい)を書きます。それと、2つの収蔵品とパネルにはライトを当てて、光らせます!
ー一番注目して欲しいところはどこですか?

偉人たちにまつわるアイテムに注目してね!
手動式ミシンです。その理由は、みんなが知っているペリーさんが持ってきたということを知って欲しいからです。
りんかちゃんとあんなちゃんが調べてくれた歴史知識には諸説あるよ。みんなも自分なりに調べてみよう!
「わたしのえどはく」コンクールで、選出された受賞者には賞品が送られるんだって!さらに、優秀な作品に選ばれるとリニューアルオープン後、実際に「えどはく」の展示企画に採用される可能性も…!?
日頃身につけた知識やアイデア力をカタチにするチャンスだね!
◆江戸東京博物館とは
1993年にオープンした江戸東京博物館は、徳川家康の江戸入府から現代に至る約400年間を中心に、貴重な資料や復元模型・体験型資料を用いて江戸・東京の歴史を紹介する文化施設。現在は大規模改修工事のため、長期休館中。来年春ごろにリニューアルオープンを予定。