今日は何の日?石田三成の命日に知る、“私たちの知らない「関ケ原のそのあと」”とは?
本日よる10時から放送『歴史探偵』では、関ケ原の戦いで敗れた武将たちの「逃亡劇」をお届け!
今日は戦国武将「石田三成」の命日です。石田三成がどのような人物だったか知っていますか? さらに、NHK総合の人気番組『歴史探偵』では、関ヶ原で敗れた西軍の武将たちの「知られざる逃亡劇」をお届けします!
■11月6日は「石田三成の命日」!
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関ケ原の石田三成(再現映像)©NHK
豊臣秀吉の家臣としても有名な“石田三成”。恩義のある秀吉に、生前はもとより死後も遺言を破らないようにと秀吉への義をもって尽くした姿に、多くの歴史人Kidsたちも好きな戦国武将に選んでいる智将ではないでしょうか。
そもそも石田家は北近江で勢力をもち、戦国時代には織田信長とも縁戚関係を結ぶほどの盟主であった浅井家の仕えた家だったとも言われています(諸説あり)。近江国坂田郡石田村本貫(ほんがん)として、秀吉が長浜城主になったころ、父・正継(まさつぐ)らとともに仕えはじめたとされています。
三成のエピソードとして有名なのが、逸話集『武将感状記』に記されている「三献茶(さんこんちゃ)」です。
秀吉が鷹狩の帰りに観音寺(異説あり)に立ち寄り、のどの渇きを癒すべくお茶を望みました。
小僧は最初に大きめの茶碗にぬるいお茶をいれ、2杯目はやや小ぶりの茶碗に少し熱めのお茶をいれ、最後は小ぶりの茶碗に熱いお茶を入れました。秀吉は機転の利く小僧の才覚を認め、小姓の一員に加えた、という逸話が残っています。
この話は、逸話集『武将感状記』にも記されています。
【参考】
・『歴史人』2022年5月号増刊
・ 歴史人WEB:武将に学ぶ「しくじり」と「教訓」第33回 家康も認めていた石田三成の「忠義」
■本日よる10時放送『歴史探偵』のテーマは、「関ケ原の敗者、逃げる!」
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関ケ原から逃げる島津義弘(再現映像)©NHK
11月6日は、石田三成の命日(新暦)。そんな夜に、NHK総合『歴史探偵』では、関ヶ原で敗れた西軍の武将たちの「知られざる逃亡劇」をお届け!
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島津義弘の足跡を辿る探偵(滋賀県甲賀市信楽町)©NHK
敗戦後、居城の佐和山城や大坂城に向かわず、なぜか北を目指した石田三成。キリシタン大名であるにも関わらず、捕縛された地で神社にまつられた小西行長。そして、薩摩までの1000キロ以上の道のりを決死の覚悟で逃げ切った島津義弘。
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オトチの洞穴を探る探偵(滋賀県長浜市)©NHK
言い伝えの力も借りその足跡を徹底調査すると、敗れた後も「潔く散ろうとせず生きること」に執着した戦国の侍の「リアルな姿」が見えてきた。私たちの知らない「関ヶ原のその後(あと)」が描かれる。
『歴史探偵』の番組詳細
【放送日時】2024年11月6日(水)午後10:00~10:45 NHK総合
【テーマ】「関ケ原の敗者、逃げる!」石田三成の命日の夜、関ヶ原の戦いで敗れた武将たちの「逃亡劇」をお届け!三成、小西行長、島津義弘の足跡を調査し、あなたの知らない「戦国の侍のリアル」を伝える。
【番組HP】https://www.nhk.jp/p/rekishi-tantei/