伊藤英明が13年ぶりの舞台出演!骨太な社会派作品PARCO PRODUCE 2023 『橋からの眺め』
《読者アンケートで応募》9月9日(土)18時開演回に5名様をご招待!
20世紀を代表するアメリカの劇作家アーサー・ミラーの社会派ドラマである『橋からの眺め』が9月2日より東京芸術劇場で開幕する。違法移民の従兄弟家族を受け入れたことで一家に巻き起こる悲劇を描いた作品だ。本作に、歴史人WEBをご愛読頂いている方々の中から、抽選で5名様をご招待。
ローレンス・オリヴィエ賞、トニー賞に輝いた巨匠アーサー・ミラーの骨太な社会派ドラマ。
英国内外で活躍する演出家、ジョー・ヒル=ギビンズが日本で初演出!
20世紀を代表するアメリカの劇作家アーサー・ミラーの社会派ドラマである『橋からの眺め』。ニューヨークの貧民街を舞台に、最愛の姪をひきとり暮らす夫婦のもとへ違法移民の従兄弟家族を受け入れたことで一家に巻き起こる悲劇を描いた作品。近年、ウエストエンドでリバイバル作品として上演され、マーク・ストロング主演、イヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出で、ローレンス・オリヴィエ賞、トニー賞の各賞を総なめにした。
本作の演出を手掛けるのは、演劇とオペラの演出家として定評があり、コンセプチュアルな演出で評価も高く英国内外で活躍するジョー・ヒル=ギビンズ。かねてより本作の演出を熱望していた彼が、1950年代のアメリカを舞台とする本作を現代的な演出で現代の物語として再生する。
アーサー・ミラーの優れた技巧と、高度なストーリー展開の傑作
ニューヨークの貧民街を舞台に、違法移民の受け入れから一家に巻き起こる悲劇の物語
アーサー・ミラーは、生涯に亘って弱者に対する連帯を訴え続けた作家でもある。“絆の重要性”が再認識されている現代日本において共鳴する部分は多いだろう。演出を務めるジョー・ヒル=ギビンズは、イギリスの演劇・オペラ演出家。ロンドンのヤング・ヴィック・シアターで副芸術監督を務め、これまでウィリアム・シェイクスピア作『真夏の夜の夢』など、各国で多数の演出を手掛けている。その他、演劇・オペラ舞台美術家兼衣装デザイナーのアレックス・ラウド、ムーブメント・ディレクターのジェニー・オギルビーといったイギリス人アーティストがチームを組み、高度なストーリー展開が合わさった傑作をさらに盛り上げる。
作品の舞台は、アメリカ・ニューヨークにあるブルックリン橋のかかる貧民街。イタリア系アメリカ人の港湾労働者エディは、妻・ビアトリスと17歳になる最愛の姪・キャサリンと3人暮らしをしていた。エディは幼くして孤児となったキャサリンをひきとり、ひたすら姪の幸せを願って育ててきた。そこへある日、シチリアから密入国をしてきた妻の従兄弟・マルコとロドルフォが転がり込んできて、同居を始める。キャサリンは次第に、歌も料理も裁縫も上手な金髪の美男子のロドルフォに夢中になってゆく。最初は、同居を歓迎していたエディだったが、キャサリンとロドルフォが徐々に惹かれ合うようになると、態度が豹変。自分の気持ちを抑えられなくなったエディがとった最後の手段とは…?
主演は、13年ぶりの舞台出演となる伊藤英明!
共演には坂井真紀、福地桃子、松島庄汰、和田正人、高橋克実と豪華キャストが集結!
主演を務めるのは、映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』では福富平太郎貞家や映画『燃えよ剣』では芹沢鴨を演じるなど、幅広い役柄をこなしてきた、伊藤英明。イタリア系アメリカ人の港湾労働者で、“男らしさ”に固執し一家に悲劇をもたらす主人公・エディを演じる。
伊藤にとって本作は、2010年上演の『ジャンヌ・ダルク』以来、13年ぶりの舞台出演となる。伊藤は、「13年ぶりの舞台出演となりますが、自分自身、意識していたわけではなかったです。ただ、舞台に出演した際はセリフをちゃんと言う事しか考えられず、家に帰ると反省の毎日で……そういったことを避けていたかもしれません。舞台はやってみたいけど、追及もしてみたい。だけど、自分には何もできないからと思って。そんな時代がありつつ、真剣に役者として自分をどう捉えるか、何に向かっていくのかということを考えていた時、たまたまこのお話をいただきました。ここで俳優として何かを捉えたい、どこまでいけるかわからないけどいい挑戦ができたらなと思っています。」とコメント。
さらに、共演者たちも舞台、映画、ドラマなど国内外の多方面で活躍する俳優陣が名を連ねている。
エディの妻ビアトリス役には舞台・映像作品の各方面から高い評価を集め続ける坂井真紀、エディの姪キャサリン役にはNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で北条泰時の妻・初を演じるなど多数の映像作品で活躍し、今作が初めての舞台出演となる福地桃子、ビアトリスの従弟ロドルフォ役には映画、TVドラマ、舞台とジャンルを問わず活躍し国外の作品にも多数出演している松島庄汰、ビアトリスの従兄マルコ役にはNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』では松下常慶や映画『関ケ原』では黒田長政を演じた和田正人、ストーリーテラーとなる弁護士アルフィエーリ役を舞台、映画、ドラマのみならず司会やナレーションなど多方面で活躍する高橋克実が演じる。
【舞台情報】
2023年9月2日(土)~24日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスで上演。(北九州、広島、京都公演あり)
PARCO PRODUCE 2023 『橋からの眺め』
作:アーサー・ミラー
翻訳:広田敦郎
演出:ジョー・ヒル=ギビンズ
出演:伊藤英明 坂井真紀 福地桃子 松島庄汰 和田正人 高橋克実
料金 (全席指定・税込):
S席=11,000円 A席=9,000円
U-18チケット=3,000円 [観劇時18歳以下対象]
U-30チケット=5,500円 [観劇時30歳以下対象]
※U-18チケット・U-30チケット:要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席券引換/「パルステ!」、チケットぴあにて前売販売のみの取扱い、指定席との連席購入不可(連席ご希望の場合は指定席をご購入ください)
※未就学児の入場はご遠慮ください。
公式サイト:https://stage.parco.jp/program/aviewfromthebridge
◆チケットに関するお問合せ
サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)
◆公演に関するお問合せ
パルコステージ 03-3477-5858
《抽選プレゼント》
下記応募フォームより読者アンケートにお答えいただいた方の中から、PARCO PRODUCE 2023 『橋からの眺め』 (会場:東京芸術劇場 プレイハウス 日時:9月9日(土)18時開演回)に抽選で5名様をご招待。
プレゼント応募フォーム: https://forms.gle/xhoSGFWb7Usz3kRz8
(※応募〆切:2023年8月24日(木)午前10時)